TANONE(たのーん)について
沖縄文化体験&古民家ショップ「TANONE」
2020年6月、チームたのーんのメンバーである沖縄文化空間オーシーズ(大城盛裕・大城盛敬)が宜野湾市大山に「TANONE」をオープンしました。
アートディレクターとしてSawanicoさんを迎え、県内クリエイターによるアート&スイーツイベントやワークショップ、作品の展示販売を開始。
沖縄文化の発信・人や地域をつなぐ交流の拠点として、体験プログラムやツアーガイド、古民家を活用した琉球古典音楽の演奏会などを企画・開催しています。
チームたのーん
たのーんは漢字で「楽音」。
ショップ名<TANONE>はここから名付けました。
「沖縄から社会に役立つ楽しいコト、モノ作りを提案する」仲間として、<チームたのーん>は結成されました。独自のイベント企画から歌づくり、グッズ製作、装飾デザインや映像製作まで総合的に手掛けています。
※写真左から・敬称略
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迎里中(サウンドエンジニア) 作曲/編曲
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比嘉栄昇(BEGIN) プロデュース/アイテム製作
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Sawanico(イラストレーター) キャラクターデザイン/立体物製作
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大城盛裕(芸術学博士) 沖縄文化・芸能コーディネーター/演出
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大城盛敬(元総合格闘技レフェリー) スポーツメンコデングリー運営

歌津のポストくん
2013年、東日本大震災の津波で流された、宮城県南三陸町歌津の郵便ポストが約2年後に西表島で発見されました。
そのニュースを見たBEGINの比嘉栄昇さんが「ポストを故郷に帰し、お祝いの祭りを作ろう!」と、沖縄と南三陸町の仲間に声をかけました。
その時、沖縄チームとして集まったのが「チームたのーん」です。
おまつりはポストくんパレードから始まって町内の吹奏楽やバンド演奏、フラガールの皆さんによる踊り、BEGINのライブなど盛りだくさん!
フィナーレは新曲「歌津さきてけさい」にあわせて盆踊りから、夜空いっぱいの花火で幕を下ろしました。
以来、南三陸町と沖縄の交流は続いています。

スポーツメンコ「デングリー」
スポーツメンコ「デングリー」は、昔遊びのメンコを進化させた新しいスポーツです。
誕生のきっかけは2013年の「歌津ポスト祭り」。当時、南三陸町歌津はまだ震災の影響で小学校の校庭に仮設住宅が建てられており、地元の方から「子どもたちが思い切り体を動かす場所や機会が失われている」という話を聞きました。
そこで「小さなスペースでも思い切り体を使えて、誰でも参加できるスポーツを作ろう!」ということになり、企画したのがデングリーなのです。
デングリーは世代や性別、国を越えて、みんなが真剣になって楽しめるスポーツです。いまでは市町村のまつりや公民館イベント、小学校や学童の教育ツール、プロスポーツのファン交流イベント、商業施設や観光施設の賑わい創出コンテンツとして、沖縄県内をはじめ全国各地で広がりを見せています。
